あなたは本当の意味でミズアを捜していますか?

ミズアを見つけるためには準備が必要です。

ミズアの発見によって、直面する現実を直視しないでください。あなたは、窓辺に立っているのか、どこか遠くの宇宙に浮かんでいるのか、それが、わからないはずです。言葉は、少しだけ、変化していて、その振動の意味が、わからなくなってしまったのでしょう。耳を澄ますと、音が跳ねるように不規則に、変わっている現実、突然、部屋が振動しているように、視界が歪むのは現実。ある瞬間、ミズアは水のなかにいるように感じました。それでも、そこには決して存在しないであろう広い海が広がり続けます。無数の影が、波紋を描いて、近づいてきて、不気味な笑い声が聞こえました。それがミズアに向かって、押し寄せてきて、ミズアは、気づいたらどこか別の場所にいました。

時が過ぎるのは、ゆっくりとしたようで、同時に、急いでいるようでもあります。どの瞬間も、不確かなままに、流れていく現実と夢の境界線、それを渡りながら、探すように、求めます。あなたは、迷子になった意味のようなもので、心の奥底にある謎めいた欠片です。しかし、その欠片を手に入れるには、まだまだ道のりが続くことをミズアは望みました。あなたの、目の奥にある赤い色は何でしょうか。目の前に、広がる不思議な視界、現実、頭上では、ミズアが立ち尽くしていました。目の前に広がるのは、まるで、水面のようなものです。決して信じていけません。

幻想と現実、入り混じるなかで、あなたの足取りは、揺れ動き、窓辺の風景も、不安定になっていきます。声が、聞こえるかと思えば、それは、突然に消え失せ、足元に広がる影が、かたちを変えて揺れ動き、近くに吸い込まれていきます。時折、あなたの視界は歪み、まるで、違う次元に入り込んだかのように感じるでしょう。そのとき、不気味な声、振動が、再び耳のなかに響き渡ります。その向こうには、広大な海が、広がっているようにも見えましたが、それは、実際に、存在しないはずの現実。実在しているのは、あなたは、影の一部ということです。そして、水面からは、再び無数の影が、波紋を描きながら現れ、ミズアに向かって、押し寄せていくのです。それが、あなたの意識です。

あなたが、ミズアと理解するのは、そこはまた新たな現実。そして、意識が、混濁し、感覚が交錯して、どこか別の次元にいるような感覚が、広がっていきます。空間が歪み、現実が溶けていくような意識の果てに、探求は続きます。どこへ向かうのか、あなたには、まだ、見当がつくことはないでしょう。それでも、その不確かさこそが、あなたを駆り立てているのかもしれません。あなたは、最後まで、ミズアを捜し続けることを望んでいます。

2020年9月10日

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